インクカートリッジの「一体型」と「独立型」とは?
インクのカートリッジの形状には、「一体型」と「独立型」の2種類があります。
今回は、一体型と独立型について簡単にまとめてみましたので、ご購入前にご参考にいただければ幸いです。
●一体型とは・・・
ヘッドとインクのタンクが一つになっている形状のカートリッジを「一体型インクカートリッジ」といいます。
カートリッジを交換すればそのままヘッドも新しくなるので、ヘッドの交換はもちろん劣化するような心配はありません。
プリンターヘッドが詰まって新しくプリンターを買い替えるという心配もありません。
ただし、カラーインクは3色(イエロー、シアン、マゼンタなど)複数の色が1つのインクカートリッジになっているので、
1色でもインクが切れて他の色のインクがまだ残っている状態でもカラーカートリッジを交換しなければなりません。
●独立型とは・・・
ヘッドとインクタンクが別々に独立している形状のカートリッジを「独立型インクカートリッジ」といいます。
ブラック、イエロー、シアン、マゼンタなど色ごとにカートリッジが独立しているので、インクがなくなった色のみを交換すればいいので、インクを最後まで使い切ることができます。
ただし、一体型インクカートリッジとは異なり、ヘッドは劣化・消耗していくので、寿命がきたらヘッドの交換、もしくはプリンターを買い替えなけばなりません。
また、プリンターヘッドが詰まった場合でもインク専用の洗浄液を使って直すか、プリンターを買い替えないといけません。
キヤノンやエプソンなどインクカートリッジを使わず、プリンター本体にインクタンクが内蔵されており、インクを直接注入するようなプリンターも増えてきました。
エコタンクやギガタンクといった名称です。
プリンター本体は少々高めですが、ランニングコストは通常のインクよりも安く抑えられますし、プリント枚数が多い方は購入の検討にいれてみてはいかがでしょうか。