~パソコンのメモリの役割と用途~
9月も厳しい暑さが続いています。
こまめに水分・塩分補給して、快適な空間で過ごせればと思います。
さて、パソコン本体も条件によっては、動作がパンクしてしまいます。
使っているとこんなことはありませんか?
■電源を入れてから起動が遅い、ExcelやWordを開くのに時間がかる、パソコンの動作が遅いなど。
購入してからそんなに経ってないのに、どこかが古くなったから?故障した?
古いから、故障したからは、一概には言えません。
メモリの容量がいっぱいの可能性も十分にあり得ます。
パソコンで重要なパーツは、CPU、メモリ、ハードディスク等があります。
その中でメモリは、必要な文章や情報を一時的に記憶させるためのパーツです。
机のような存在で机が大きければ大きいほど机の上に資料や本、ボールペンなど、
たくさん置くことができ業務がスムーズになりスピードは早くなります。
しかし、机が小さいと一度引き出しの中にしまったり、また出したりとスピードは遅くなってしまいます。
■メモリの容量(GB数)はどのこくらいが理想?
例えばWindows10が最低限動作するためには最低2GBのメモリ容量必要です。
【用途に応じたメモリの容量】
♦2GB以上の用途
インターネットや負担の軽いメール、文章作成など、
問題なく利用できる目安になります。
ただし、タブブラウザを開きすぎたり、
ソフトを複数起動していると動作が重くなります。
♦4GB以上の用途
最低限必要な容量です。
エクセルやワード、パワーポイント、文章作成、表計算など、
負荷のかかりにくい軽いソフトであれば問題なく動作します。
ただし、動画編集、ゲームなどは遅く感じたり、
ソフトを同時に多く起動させていると動作が重くなります。
♦8GB
基本的な作業をする分には安心の容量です。
高解像度の画像編集やイラストレーター、Photoshopなど
専門ソフトは問題なく動作します。
動画編集や、画像編集は選択の目安になります。
♦16GB
スペックの高いパソコンに見られる容量です。
フルHD以上の高解像度の動画を編集する場合や
画像編集で負荷の高い作業を行う際は、
16GBのメモリを搭載しておくと安心です。
パソコンを選ぶ際は、いつでも快適に使えるよう用途に応じてメモリを選択するのも、条件の一つになると思います。
ぜひご参考にいただければ幸いです。